児童生徒を対象として、ボランティア活動や日常の身近な福祉活動を進める中で、福祉への理解と関心を高め、社会奉仕や社会連帯の精神を養います。
また、児童生徒を通じ、家庭や地域における福祉教育の実践・研究を行います。
児童生徒は以下のような活動を通して、社会福祉の理解やその知識を高めています。
鈴鹿市では、小学校30校、中学校11校、高校6校、特別支援学校1校の市内すべての学校が福祉協力校に指定され活動しています。
福祉協力校では、総合学習や人権集会、または福祉委員会やボランティアクラブ等の活動時間を利用し、様々な福祉に関する学習に取りんでいます。
本会では、毎年児童生徒の夏休みを利用して、「鈴鹿市ワークキャンプ」を実施しています。この事業は、福祉協力校のみなさんが地域に生きる高齢世代の方や、さまざまな障がいを持った方とのふれ合いや交流活動を通して、それぞれの個性や人格を認め合い、生きることを喜び合える「思いやりの心」と「共に生きる」ことの尊さに気付くことを目的として実施しています。
また、福祉施設での勤労・作業体験を通して、それぞれの地域社会での役割や協働について考えることを目的として開催しています。
各学校ごとに5~6名の参加者が、地域の福祉施設を訪問し、中高生は3日間、小学生は1日の体験学習に取り組みます。
また中高生は体験学習終了後に参加者全員で事後学習会にも取り組み、それぞれの成果について、壁新聞を作成し、発表しています。