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SDGsは、「持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals 」の略称で2015年9月に国連サミットで採択された、経済・社会・環境の3つの側面を統合して持続可能な開発を目指す2030年までの世界目標です。17のゴールと169のターゲットで構成されており、「誰一人取り残さない」ことを理念に、多様性と包摂性のある社会を実現するため、世界各国、日本各地で、達成に向けた取組みが広がっています。
三重県は2020年7月に国から「SDGs未来都市」に選定され、SDGs未来都市計画の推進や、公民連携にも取り組んでおり、「三重県SDGs推進パートナー登録制度」は、その取組みの一つです。「三重県SDGs推進パートナー登録制度」とは、三重県内における企業や団体等のSDGsに向けた取組みを見える化し、県が後押しすることで、持続可能な社会の実現に向けた取組みを広げていくことを目的とした制度です。
今回鈴鹿市社会福祉協議会は、三重県SDGs推進パートナーに申請し、三重県産の木材でつくられた登録証をいただきました。社会福祉協議会の全ての取組みはSDGsに関係しています。本会では、SDGs達成に向け、下記のとおり経営方針を定め、取り組んでいきます。
【2030年までの経営方針と目指す姿】
・住み慣れた地域に暮らす全ての人がつながり、あらゆる世代や様々な立場の方がお互いを支え合う仕組みを作ります。
・一人ひとりの権利と意思を尊重するという意識を共有し、相談者の思いを大切にし、地域で安心して暮らしていけるよう、個別支援を地域づくりと一体的に行います。
【重点的な取組み】
◇三側面:社会
・断らない相談支援体制を構築し、全ての人の健康と福祉を提供できるよう推進する
分野を問わない相談支援を実施する
◇三側面:経済・社会・環境
・フードドライブ事業にてフードロスを抑止しつつ子ども食堂・困窮者に食糧支援を実施する
◇三側面:経済・社会
・誰もが孤立しないよう多様な集いの場の設置に努める
高齢者や障がい者、認知症の方などの集いの場や、子ども食堂の設置を支援する